劇場公開新作映画のレビュー、旅行、パピとママのblogで映画レビューをしてましたが、TBを使えなくなりしかたなくエキサイトblogを作成しました。少しずつですが、劇場で鑑賞した作品だけでもTBの繋がりをしたいと思ってます。

by yukiko

カテゴリ:2017年劇場公開作品( 17 )

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『ワイルド・スピード』シリーズなどのドウェイン・ジョンソンと、コメディアンのケヴィン・ハートがタッグを組んだアクションコメディー。高校時代はいじめられっ子だったCIAエージェントと、彼を手伝う羽目になった同窓生の会計士が巻き起こす大騒動を描く。メガホンを取るのは『なんちゃって家族』などのローソン・マーシャル・サーバー。共演にエイミー・ライアン、アーロン・ポール、ジェイソン・ベイトマンらが名を連ねた。

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あらすじ:高校時代は人気者だったが今はさえない中年会計士のカルヴィン(ケヴィン・ハート)に、当時、デブでいじめられっ子だったボブ(ドウェイン・ジョンソン)から20年ぶりに連絡が入る。しぶしぶ会ってみると、気弱なデブだったボブは筋骨隆々とした肉体の持ち主になっていた。しかもボブはCIAエージェントで、濡れ衣を着せられ組織から追われているという。そしてなぜかカルヴィンは彼に手を貸すことになり、いつの間にか追われる身のボブと一緒に、命がけの逃避行を繰り広げるハメになるカルヴィンだったが…。

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2017年12月劇場鑑賞作品・・・


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by yukikokoronn | 2017-12-30 17:34 | 2017年劇場公開作品 | Trackback

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「プラダを着た悪魔」「レ・ミゼラブル」のアン・ハサウェイが、韓国に出現した巨大モンスターとなぜかシンクロしてしまったズボラでダメダメなヒロインを演じた異色の怪獣映画。共演はジェイソン・サダイキス、ダン・スティーヴンス。監督は「TIMECRIMES タイム クライムス」「エンド・オブ・ザ・ワールド 地球最後の日、恋に落ちる」のナチョ・ビガロンド。

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あらすじ:酒に溺れて失敗ばかりのグロリアは、恋人にも愛想をつかされ、同棲していたニューヨークのマンションを追い出されてしまう。失業中の身で行き場もなく、渋々ながらも故郷の田舎町に引き返す。するとそこで幼なじみのオスカーと偶然再会し、彼が営むバーで働かせてもらうグロリア。そんな中、韓国のソウルに突如巨大な怪獣が出現し、世界中が固唾を飲んで見守る衝撃の事態が発生する。ところが、そのニュースを見ていたグロリアは、あるとんでもないことに気づいてしまう。なんとその怪獣が、グロリアと同じ仕草をしていたのだった。驚愕の事実に混乱しながらも、怪獣にいろんなポーズをさせて面白がるグロリアだったが…。

感想はgooブログにてご覧ください。




2017年12月劇場鑑賞作品・・・


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by yukikokoronn | 2017-12-29 18:58 | 2017年劇場公開作品 | Trackback(4)

フラットライナーズ

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1990年の大ヒット・スリラー「フラットライナーズ」を「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」のニールス・アルデン・オプレヴ監督でリメイク。死後の世界を垣間見ようとする医学生たちの危険な実験の顛末を描く。出演はエレン・ペイジ、ディエゴ・ルナ、ジェームズ・ノートン、ニーナ・ドブレフ、カーシー・クレモンズ。

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あらすじ:医学生のコートニーは、仲間と共に禁断の実験に手を染める。それは意図的に自分の心臓を止めて1分後に蘇生させることで、制御下で臨死状態を体験しようというもの。すると、死後の世界を垣間見た彼女は、突然ピアノが弾けるようになるなど劇的な能力の向上を実感することに。他の仲間たちも次々と臨時実験に挑み、次第にその臨死時間を伸ばしていく一同だったが…。

感想はgooブログにてご覧ください。


2017年12月劇場鑑賞作品・・・


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by yukikokoronn | 2017-12-29 18:36 | 2017年劇場公開作品 | Trackback(2)

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不気味なピエロ“ペニーワイズ”と少年たちの対決を描いたスティーヴン・キングのベストセラー小説を「MAMA」のアンディ・ムスキエティ監督で映画化し、全米で記録的大ヒットとなりセンセーションを巻き起こしたホラー・サスペンス。子供の失踪事件が続く田舎町を舞台に、弟をさらわれた少年といじめられっ子の仲間たちが力を合わせて、ピエロの格好をした謎めいた存在に立ち向かっていくさまを、少年少女の瑞々しい青春ドラマを織り交ぜつつ、戦慄の恐怖演出で描き出す。主演は「ヴィンセントが教えてくれたこと」「ミッドナイト・スペシャル」のジェイデン・リーバハー。ペニーワイズ役には「シンプル・シモン」「アトミック・ブロンド」のビル・スカルスガルド。

あらすじ1988年、アメリカの田舎町デリー。町では子供ばかりが行方不明になる不可解な事件が続いていた。ある日、内気で病弱な少年ビルの弟ジョージーも1人で遊んでいる時に何者かに襲われ、道端の排水溝に姿を消してしまう。以来、弟の失踪に責任を感じていたビルはある時、見えるはずのないものを見てしまい恐怖に震える。やがて、眼鏡のリッチーや悪い噂のあるベバリーなど同じような恐怖の体験をしたいじめられっ子の仲間たちと協力して、事件の真相に迫ろうとするビルだったが…。

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<感想>子どもの失踪事件が相次ぐ田舎町で、「ルーザーズ(負け犬)・クラブ」を自称する子どもたちが、相手の最も恐れているものの姿となって現れる“それ(イット)”に立ち向かう姿を描いている。北米興行収入は3億ドル突破し、日本でもかなりの興収入でしょう。どういう訳か、狭い部屋で大入り満員の盛況でありました。

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神出鬼没で変幻自在の恐怖を具現化したピエロのペニーワイズを演じたのは、スウェーデン出身のビル・スカルスガルド。父は「アベンジャーズ」「ドラゴン・タトゥーの女」のステラン・スカルスガルド、兄は「ターザン:REBORN」のアレクサンダー・スカルスガルドという芸能一家に生まれ育った、ハリウッドの注目株。本作では端正なマスクと191センチの長身を生かして不気味な笑みで忍び寄るペニーワイズを怪演し、見る者を恐怖のどん底に陥れていた。

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冒頭で少年が紙で作った船を追いかけて、水の流れとともに、邪悪なピエロ、ペニー・ワイズに接近して行く映像が巧妙で上手いと思った。それを見ながら無関心な大人との対比もお見事であります。

前篇とはいえ、135分の尺で描ききるのか?・・・とそう思っていたが、あの長大な原作の省いてはならない部分を一切とりこぼしていないのに感動した。

ひょっとしたらアルゼンチン出身である監督の、憧れみたいなものがあるのかもしれない。舞台となる80年代アメリカの風景もことさら輝いて見えた。だからこそ、恐怖との落差が途方もなく凄まじいものになっているという仕掛け。

スティーヴン・キング映画であるはずなのだが、80年代のアンブリンが制作した最恐ホラーということが、脳内にインプットされてしまった。

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ピエロの姿をしていることが多いけれど、状況に応じて他のものに、__それは子供にとって一番怖いものにも、姿を変えられるのだ。そんなのズルイとあなたは思うだろうが、そう、ズルいんですね。だからこそ、本気で怖いのであります。「IT」初のハリウッド映画化となった今回の作品にも、“ペニーワイズ”はもちろん登場します。演じているのは、ビル・スカルスガルドであり、素顔はそこそこイケメンの俳優なのだけれど、ここでは狂気のピエロ顔メイクでほとんど別人と化しているのだ。

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本作を一言で表すならば、「めちゃくちゃ元気が出るホラー映画」なんです。間違いなく怖いシーンが満載であり、物凄く怖いピエロが出て来るんですからね。

ですが、子供たちが成長して、ピエロの恐怖を乗り越える物語のおかげで、青春ストーリーものとしても、ホラー映画としても、とても良い爽快感が生まれているわけ。だから、ホラーが苦手な人でも観て欲しいですね。

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そして、ルーザーズクラブの少年少女たちもそれぞれの生活が、キングの原作らしく丁寧に描かれていて、土地に魔物が憑いている歴史的理由を、孤独な転校生の少年が図書館で調べ上げたりするのも、日本の小野不由美の残穢【ざんえ】住んではいけない部屋の資料マニアと同じく、場所がらの恐怖を高めて、的確にしているのも良かった。血の誓いをたてたルーザーズの27年後がたのしみですよね。

2017年12月劇場鑑賞作品・・・


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by yukikokoronn | 2017-12-27 19:35 | 2017年劇場公開作品 | Trackback(3)

婚約者の友人

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「8人の女たち」「スイミング・プール」のフランソワ・オゾン監督がエルンスト・ルビッチ監督による1932年の反戦ドラマをミステリー色を強めてリメイク。第一次大戦直後のドイツとフランスを舞台に、戦争で婚約者を亡くしたドイツ人女性と、そんな彼女の前に現われた亡き婚約者の友人だという謎めいたフランス人青年との心温まる交流と、青年が抱える秘密と葛藤を、モノクロとカラー映像を織り交ぜミステリアスなタッチで描き出す。主演は「イヴ・サンローラン」のピエール・ニネとオーディションで選ばれたパウラ・ベーア。

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あらすじ:戦後間もない1919年のドイツ。戦争で婚約者のフランツを亡くし、悲しみから立ち直れずにいるアンナはある日、フランツの墓の前で泣いている見知らぬ男性と出会う。アドリアンと名乗るその青年は、フランツと戦前のパリで知り合ったと明かす。フランツとの思い出話を聞き、2人の友情に心癒されていくアンナ。最初は敵国の人間と抵抗感を抱いていたフランツの両親も、アドリアンの人柄に触れるうち、いつしかこの息子の友人を温かく受け入れていくのだったが…。

感想はgooブログをご覧ください。
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by yukikokoronn | 2017-12-26 19:03 | 2017年劇場公開作品 | Trackback(2)

カンフー・ヨガ

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ジャッキー・チェン主演のアクションアドベンチャー。ジャッキーふんする考古学者が、ある財宝をめぐって奇想天外な冒険を繰り広げる。メガホンを取るのは、『ポリス・ストーリー3』『ファイナル・プロジェクト』などでジャッキーと組んできたスタンリー・トン。『李小龍 マイブラザー』などのアーリフ・リー、『ダバング 大胆不敵』などのソーヌー・スード、『インファナル・アフェア』シリーズなどのエリック・ツァンらが共演する。

あらすじ:およそ1,000年前、中国・インド間の混乱で、ある財宝が行方不明になった。カンフーの使い手でもある考古学者のジャック(ジャッキー・チェン)は古い地図を手に、同じく考古学者にしてヨガの達人のインド人美女アスミタ(ディシャ・パタニ)と財宝探しに向かう。やがて、さまざまなことが明らかになり……。

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<感想>ジャッキー・チェンがカンフーの達人でもある考古学者を演じるアクション・アドベンチャーもの。ジャッキーとスタンリー・トン監督とのタッグは5作目。2人は「レッド・ブロンクス」の暴走ホバークラフトのスタントなど生み出した。今回も独創的なアクションが続々と登場する。

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ジャックことジャッキーを中心としたお宝探索チームを結成するも、考古学者ジャックの前にインドの宮殿博物館に勤務するアスタミが古い地図を手に現れ、古代インドの財宝探しを依頼するわけ。冒険心を抑えきれない彼は、自身の助手2人にジョーンズを加えた探索チームを結成する。

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ジョーンズとは、アーリフ・リー演じる若者で、研究家だった亡き父はジャックの親友でもある。子供の頃はジャックからカンフーを習っていた。そして、マガダ王家の子孫でもあるアスタミには、インドの女優ディシャ・パタニの美しさに惚れ惚れする。ヨガの文化的歴史の幅広い知識を持つ。学者を装うも実は、マガダ王家68代目の子孫でもある。

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それに、敵としては大富豪ランドルにインドの人気俳優ソーヌ―・スードが。マガダ王国反乱軍のリーダーの子孫でもある。自分の先祖こそ財宝の所有者だと主張し、強奪を図る悪党。

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大道芸人が集まるインドの市場を舞台に、蛇使いが使うツボや空中浮遊する男が持つ長い棒などを駆使した、インド色あふれるアクションが繰り広げられます。ジャッキーとアスタミとの息の合った連携業も見どころの一つですね。

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氷河地帯で伝説のダイヤを発見。古い地図が示す氷河地帯に向かったジャック一行は、彼らが洞窟で財宝の手掛かりとなるピンクのダイヤモンド“シヴァの目”を見つけるが、突然襲ってきた大富豪ランドルとの格闘中に、ジョーンズが大やを持ち逃げしてしまう。氷柱がそびえ立つ氷河地帯の洞窟で、ランドル一味を相手に、足元がツルツル滑る中、コミカルなアクションが展開する。

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ジャックだけでなく、ジョーンズのカンフー技も炸裂するし、ヨガは何処で見せ場なのかが分からない?・・・それは観てのお楽しみですね。

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盗人ジョーンズがドバイのオークションで出品した“シヴァの目”を高額で競り落としたジャック。だが諦めきれないランドルが脇に付いて横取りする。ドバイの市街を舞台に、ジョーンスを巻き込んだダイヤを巡るカーチェイスが展開する。

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ドバイの街中で、ランドルを追いかけ、ジャックがたまたま乗り込んだ車の後部座席には、なんとライオンが乗っていた!!。使用された車はランボルギーニなどドバイの王族が撮影に提供した超高級車ばかりでした。

アスミタの手にわたった“シヴァの目”だったが、ランドルは人質を取りジャックにさらなる財宝の探索を要求。ジャックは彼らと共に、インドの寺院の地下に向かうが、そこにはトラップが仕掛けられた迷宮だった。

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洞窟内はコブラがウヨウヨいるし、ジャックたちは罠に苦しみながら奥へと進んでいく。ところが、ジャックはジョーンズらをさらわれて、仕方なくランドルに協力するわけ。黄金の宮殿に黄金のシヴァのの女神像が輝いている宮殿。

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結局はみんな仲良く、ご機嫌なボリウッドダンスを踊り、幸福感は格別ですよね。何かと反目し合う中国とインドの友好への願いが込められた作品でもありました。ジャッキーの作品には、必ずといっていいくらいに、ラストにNG集が見られるのに、今回は無かったのが残念無念。


2017年12月劇場鑑賞作品・・・


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by yukikokoronn | 2017-12-25 20:17 | 2017年劇場公開作品 | Trackback(3)

gifted/ギフテッド

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『(500)日のサマー』や『アメイジング・スパイダーマン』シリーズなどのマーク・ウェブ監督が手掛けたヒューマンドラマ。7歳の少女の特殊な才能が発覚したことから、ささやかな幸せが揺らぎ始める。『キャプテン・アメリカ』シリーズなどのクリス・エヴァンス、子役のマッケンナ・グレイス、『ウィークエンドはパリで』などのリンゼイ・ダンカン、オスカー女優のオクタヴィア・スペンサーらが出演。

あらすじ:めいで7歳のメアリー(マッケンナ・グレイス)と片目の猫フレッドと共に、フロリダの小さな町で生活している独り身のフランク(クリス・エヴァンス)。平穏に過ごしていた彼らだったが、メアリーにある天才的な能力があることが判明する。フランクは彼女に普通の子供と同じように育ってほしいと願っていたが、彼の母エブリン(リンゼイ・ダンカン)は二人を引き離してメアリーに英才教育を受けさせようとする。

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<感想>数学の才能は遺伝する者と言う想定のもとに、三代続いた天才一家の家族の物語であります。担任のボニー先生がメアリーの才能に初めは、なんて生意気な子供だと思い、数学のわざと難しい分数や√の難しい問題を解かせる。するといとも簡単に解くではないか。これは天才肌の生徒がこの学校へやってきた。このような生徒は奨学金で飛び級の高学歴の学生が通う学校へと転入できるのだ。

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その時に、担任の先生が家庭訪問をして叔父のフランクを気に入り、メアリーは数学が人よりも飛びぬけて才能があるといい、別の専門の学校へ転入を進めるのだった。

しかし、自殺した姉の遺言で、「娘は普通の子供として育てて欲しい」と言う願いを聞き入れ、特殊学校への希望は無いと断る。

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そこへ、メアリーの天才数学者の才能が明るみにでたことで、かつて、姉のダイアンとフランクを勉強づけにしたお婆ちゃんのイブリンがやって来るんですね。そして、孫メアリーの養育権を主張して、挙句に裁判にまで発展する。

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中でも天才少女を見事に演じきったマッケンナ・グレイスの異様な才能を観ているうちに、「普通」の子供に育てたいと願う叔父のクリス・エヴァンスの健全な行動が、じれったく観えて来るような感じもした。そこへ、リンゼイ・ダンカンの貫禄充分な教育婆ちゃんが登場してきて、てんやわんやとなる構成も巧いですね。

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天才の才能は誰のものか等、様々な論点を考えさせる物語でもありました。そして、視線を合わせるか否かに気を配った繊細な演出も印象的であり、登場人物が背負ってきたものを想像させる奥行きもあり、柔らかな画面も美しかった。

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大作を手掛けるのは「アメイジング・スパイダーマン」2作で充分だとマーク・ウェブは思ったのかどうかは知らないが、たまにはキャプテン・アメリカの衣装を脱ぎたいとクリス・エヴァンスが思ったのか、本心は定かじゃないが、そんな両者の気持ちを反映したかのような小品のドラマでもあります。

テーマも悪くないし、いい塩梅で人情味を利かしてはいるものの、甘からず、辛からず、かといって取り立てて美味しからずといったところ。

2017年12月劇場鑑賞作品・・・


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by yukikokoronn | 2017-12-24 18:34 | 2017年劇場公開作品 | Trackback(3)
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多くのメディアに取り上げられ話題となった感動の実話から生まれた奇跡のラブストーリー。主演は「るろうに剣心」「バクマン。」の佐藤健と「青空エール」「トリガール!」の土屋太鳳。監督は「ヘヴンズ ストーリー」「64-ロクヨン-」の瀬々敬久。

あらすじ:自動車修理工の西澤尚志は中原麻衣と出会い恋に落ちる。やがて2人は婚約するが、結婚式を目前にしたある日、麻衣は難病に襲われ意識不明となってしまう。いつ目覚めるかも分からず、麻衣の両親からは結婚は諦めて別の道を歩むよう説得されるが、尚志は奇跡を信じて麻衣のもとへと通い続ける。そして数年後、麻衣は奇跡的に意識を取り戻すが…。

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<感想>こういう難病もののお話に対して、どうしてもまたかと思ってしまう。ですが、佐藤健と土屋太鳳が主人公というので鑑賞しました。素直に見ることができましたね。それはシナリオのリズムを含め、語りのリズムとかが歯切れがよくて、時間の流れがスムーズに受け止められたということかな。

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そして、何よりも眠り続けるヒロインの麻衣を見守る、恋人の西澤尚志を演じていた佐藤健君の身振りや表情に、気負ったところがなく自然体なのが良かったですね。

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彼にとっては持続する時間が、愛する麻衣にとっては空白の時間という決定的なズレを埋めるのが、スマホの動画撮影に残された画像というのも納得でしたね。

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目が覚めた麻衣が、恋人の西澤尚志を覚えていないという現実に、観ている私たちはどう応援したらいいのだろうと悩むのだが、彼、佐藤健君は、彼女が思い出すまでの間、地元から遠い小豆島へと引っ越ししてしまうところ。

感動の実話であるので、わざとらしいお涙頂戴とばかりにそういうシーンを見せつけるだけではなく、自然体で観客に涙を出させるシーンが用意されていたのに驚く。

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ラストで思い出したのではなく、新しく麻衣が西澤尚志という男を恋人に選ぶという憎い演出にも涙が零れます。やっぱ、最後の花嫁姿には泣けますね、恋人の西澤尚志が、麻衣がまだ元気だったころに婚約して、教会の前を通りかかり結婚式を挙げていたカップルを見て、自分たちも絶対にここで結婚式を挙げたいと約束したことを、ずっと8年間もの間忘れずに教会にお願いしてたという事実を知ることで、また涙が零れてきました。必ず泣けますからね。


2017年12月劇場鑑賞作品・・・


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by yukikokoronn | 2017-12-23 20:27 | 2017年劇場公開作品 | Trackback(3)

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CM業界で活躍する森ガキ侑大の記念すべき長編映画監督デビュー作。おじいちゃんの葬儀のために久々に家族が集結したことで、それぞれが抱えていた問題や不満が一気に噴出する愛憎の行方を描く。主演は「友だちのパパが好き」の岸井ゆきの、共演に岩松了、美保純、水野美紀、光石研。

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あらすじ:彼氏とのセックス中に掛かってきた電話で祖父の訃報を知った春野吉子。若干の後ろめたさを感じつつも、慌ただしく進む葬儀の準備を見守っていく。家族が久々に顔を揃えることになるが、父の清二と喪主を務める叔父の昭男はさっそく段取りを巡って一悶着。その後も皆それぞれにやっかいな事情を抱え、ことあるごとに衝突しては、押し殺していた不満や本音が吐き出されていくのだったが…。

感想はgooブログをご覧ください。


おじいちゃん、死んじゃったって。




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by yukikokoronn | 2017-12-22 19:20 | 2017年劇場公開作品 | Trackback

女神の見えざる手

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「ゼロ・ダーク・サーティ」のジェシカ・チャステインが、目的実現のためならどんな手段も厭わない剛腕ロビイストを演じるポリティカル・サスペンス。政治を影で動かすロビイストに焦点を当て、銃規制法案を巡って対立する両陣営の熾烈な駆け引きの行方をスリリングに描き出す。共演はマーク・ストロング、ジョン・リスゴー、サム・ウォーターストン。監督は「恋におちたシェイクスピア」「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」のジョン・マッデン。

あらすじ:大手ロビー会社“コール=クラヴィッツ&W”で働くエリザベス・スローンは、手段を選ばない巧妙な戦略と妥協のない仕事ぶりで高く評価される花形ロビイスト。ある日、銃擁護派団体から新たな銃規制法案の成立を阻止してほしいと依頼を受けるが、これをきっぱりと断るエリザベス。その情報を聞きつけた小さな新興ロビー会社のCEO、シュミットから誘いを受けると、彼女は部下を引き連れ電撃的に移籍し、規制法成立へ向けた大胆かつ巧妙なロビー活動を開始するのだったが…。

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<感想>主人公を演じたのがこれぞ女優ジェシカ・チャステインの、デキル女のキャラに良くハマった、目を見張る演技力を観た。まさにカメレオン・アクターであります。女優の場合はまず容姿からキャスティングされ、主要な役柄に付くチャンスは年齢と共に少なくなる。

彼女の映画を初めて見たのが、「ツリー・オブ・ライフ」のブラッド・ピットの妻役でした。厳しすぎる父親のピットに対して慈愛に満ちた母親として記憶されるはかなげな女性でした。「テイク・シェルター」もDVDで観ました。

特に美人とは思えない控えめで華奢な女優でしかなかった。ところが、「ヘルプ/心がつなぐストーリー」でアカデミー賞候補になってから、女戦士を演じた「スノーホワイト/氷の王国」その他にも多数の映画に出演。そして再びオスカー候補になった「ゼロ・ダーク・サーティ」ではCIA分析官を演じて喝采を浴びた女優さん。

今回演じる役は、最強のロビイストとして業界に名を轟かせるエリザベス・スローン。この役は10年前なら男の役としか考えられなかっただろう。しかし、今ならこう考える。これは女性だからこそ出世と金儲けに背を向けても、信念を貫くことを選ぶキャラクターなのだと。

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彼女の仕事が、さまざまな手を使って、政治家やマスコミ、世論などを動かし、選挙や法案など重要事項の決定にある結果へと導くことを職業にする「ロビイスト」。その敏腕ロビイストが全米の銃規制法案の是非をめぐって動き出すわけ。

しかしながら、ロビイストなるジェシカ・チャステインの、早口セリフと難しい政治用語にまくし立てられ煽られ、呆気に取られてしまったのだ。

だからその中でも勝つことが全てを信条に、目的の為ならば手段をも選ばない女になり、会社の仲間も含めて、他人を仕事の道具と割り切ってしまう姿は、まるで鬼婆ぁでもあり、まさに憎まれ役に徹して頑張るという。

この強烈なるヒロインを人間的に表現したのが彼女であり、しかもほとんど共感を持てるところがないような性格なのだ。実際そんなヒロインであるにもかかわらず、ストーリーが進むにつれ、彼女の大胆さ、勇気に驚嘆し、その信念の強さに感銘を受けてしまった。

毎晩のように眠らない身体を薬で維持し、男の欲求すら専門の男売春を金で買い済ませるという凄い女。果たして彼女は、周りからどれくらいのダメージを受けているのか、もちろんまったく影響されてないということはないだろうが、決してそれによって彼女が感傷的になることはないのだ。

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初めは銃擁護団体のために新たな銃規制法案を廃案に持ち込む役割を命じられるも、信条的に賛成できないと彼女はクライアントの目の前で断り、即刻解雇を言い渡される。だが、その晩に、早速法案成立を目指す小さなロビー会社にヘッドハンティングされて、腕利きの部下たちを引き抜き、彼女の反逆が始まるわけ。目的のためならば手段を選ばず、共に戦ってきた同僚すら出し抜くという。しかし、その裏には一時も気を抜けず、誰にも心を許せない孤独な女の姿があったのです。

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ですが、銃規制の問題をテーマにした本作だが、偶然にも撮影の2か月後にフロリダ・オーランドの銃乱射事件が起きた。そこから映画の公開までは半年足らず。それに、アメリカでは、トランプが大統領に当選した選挙戦からほぼ2週間後に劇場リリースされた。現在のアメリカ社会の時勢が、配給の面でも本作に影響を与えたと監督は明かすのだが。

それに、映画の中でも、エリザベス・スローンが引き抜いた女性社員が、高校生の時に銃乱射事件に遭遇し、ロッカーの中で震えて無事だったという女性がいた。その女性がTVにも出演、銃規制法案に賛成するよう話す後に、帰り道で暴漢に襲われ銃を向けられ殺されそうになるも、そこへ拳銃を所持していた男が暴漢を射殺するという事件が起きてしまう。

この映画を観てアメリカでは、つい先日ラスベガスで銃乱射事件が起きたことが記憶に生々しい。ここまで事態が悪化しても、なぜに一向にアメリカでは銃規制法が作られないのか。

そんなことを考えつつ本作を観て、よりこのヒロインの在り方が、鮮烈に胸に響いてきてならなかった。

2017年12月劇場鑑賞作品・・・


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by yukikokoronn | 2017-12-20 19:11 | 2017年劇場公開作品 | Trackback